1. Cyclic(5'08") preview ドラム以外のパートが全て同じモチーフとその変化形によって構成されたデトロイト・テクノ風チューン。1つのフレーズの入力が、場合によってはM における音楽制作の完了を意味することもある。 2. Force(4'16") preview Slide Show機能を駆使したハードコア・テクノ。演奏されるシーケンスのほとんどはMのNote Orderによって生み出されたもの。一方的な時間進行と無縁なMでは、異なるMixも瞬時にできる。 3. Andromeda(4'17") preview シンプルな編成による心地よいアンビエント作品。MのNote Densityパラメーターは時として、音が鳴らないこともまたフレーズのバリエーションであり、音楽であるということを思い出させてくれる。 4. 夜明け、星のダンス(5'43") preview 美しい静寂の音楽。Mが決して現代音楽や実験的な音楽のためだけのプログラムではないことを実感する一瞬。アルゴリズムから生まれたであろうはずのその音楽には、もはや数学的な印象はまるで存在しない。 5. Prays(4'48") preview 50%のランダム...それは作り手とコンピューターの完全なる対等を意味するのだろうか? 人間の思考を注入されたコンピューターが作り出す人造ドラム・サウンドをバックに、21世紀の祈りが空虚に響く。 6. Music for "M"(7'46") preview MのPhaseパラメーターをフィーチャーしたライヒ風ミニマル・ピース。人間が演奏するのと同様に、この曲をもう一度全く同じように演奏することはMにとっても不可能だが、全く異なる演奏ならできるだろう。 |