Complete MIDI Works 久石譲1
1.風の伝説 「風の谷のナウシカ」より
久石譲氏の名を最も有名にした作品の一つである、宮崎駿監督によるアニメーション「風の谷のナウシカ」のテーマ曲、「風の伝説」を収録。重厚な響きが、あなたを壮大な久石ワールドへと誘います。今回は最新アルバム「WORKS I」からのアレンジを採用しています。
2.空から降ってきた少女 「天空の城ラピュタ」より
同じく宮崎駿監督によるアニメーション「天空の城ラピュタ」のテーマ曲を収録。名曲「君をのせて」のあの美しいテーマがMIDI音源という制約を超えて、感動的に再現されています。ナウシカとともに久石氏の代表作の一つとして、根強い熱狂的なファンをもつ楽曲の一つです。
3.THE INNERS 「驚異の小宇宙 人体」より
NHKで放送されたドキュメンタリー「驚異の小宇宙 人体」からのテーマ曲です。久石メロディーともいわれる独特の美しいメロディーラインをもつこの曲は、いつまでも人の心を捕えてやみません。また久石氏が一時メインとして使っていたフェアライトによるオーケストラ・サウンドも特徴的です。
4.VIEW OF SILENCE 「PRETENDER」より
ソロ・アルバム「PRETENDER」の最後に収録されていた、ピアノとストリングスによる哀愁ただよう曲です。一見単純なメロディーの裏には、現代音楽を通過した非常に複雑な和音の響きが駆使されています。ピアノをたしなむ久石ファンの方、これで思う存分練習して久石譲になりきってください。
5.TWO OF US 「My Lost City」より
大林宣彦監督の映画「ふたり」のテーマ曲「草の想い」を原曲とする極めて美しい音楽です。ここではソロ・アルバムに収録された、室内楽編成によるアレンジを採用しています。後のオーケストラ版や原曲版、ポップ・アレンジ版などの何れとも違った独特の世界がここにあります。
6.ぴあの 「ぴあの」より
NHKのTVドラマ「ぴあの」のテーマ曲としてJOE'S PROJECT、純名理沙らによって歌われた名曲で、このドラマの音楽は全て久石氏が担当しています。多数のバージョンが存在しますが、ここではサウンドトラックに収録されたインスト・バージョンを採用しています。
7.もののけ姫 「もののけ姫」より
日本映画史上最大のヒットとなった宮崎駿監督のアニメーション、「もののけ姫」からのナンバーです。カウンターテナーの米良美一さんにより歌われ、現在も大ヒット記録を更新中です。ここでは笛やオーボエなどの管楽器によって、叙情豊かなメロディーを切々と再現しています。
8.アシタカせっき 「もののけ姫」より
同じく「もののけ姫」から、そのテーマ曲ともいえる「アシタカせっき」を収録しました。ここではエンディングに使われたバージョンを採用しており、日本的な力強いモチーフが大編成のオーケストラによって、劇的に本データ集を締めくくります。まさにMIDIデータ史に残る、傑作の誕生です。
Complete MIDI Works 久石譲2
1.風のとおり道 「となりのトトロ」より
宮崎駿監督によるアニメーション「となりのトトロ」からの楽曲です。「トトロ」の音楽は久石氏の全作品中でも、最も親しみやすい作品の一つでしょう。アルバム「Piano Stories」にも「Wind Forest」というタイトルで収録されていたこのメロディーは、久石氏のベスト1に挙げる人も多い傑作です。
2.旅立ち 「魔女の宅急便」より
同じく宮崎駿監督によるアニメーション「魔女の宅急便」からの楽曲です。美しくもちょっぴり切なげなメロディーが、女の子の微妙で繊細な感情を見事に表現していました。この曲は後のアルバム「Symphonic Best Selection」や「Melody Blvd.」などにも異なるアレンジで再三収録されました。
3.海の見える街 「魔女の宅急便」より
同じく「魔女の宅急便」からの楽曲です。映画公開時のCMなどにも使用された曲で、作品中最も馴染み深い曲の一つでしょう。メドレー形式で演奏される2つのシーンは、同名のイメージアルバムでは「風の丘」と「ナンパ通り」というタイトルで各々収録されていたものです。
4.DEER'S WIND 「I am」より
ピアノとストリングスという編成にこだわって制作されたソロ・アルバム、「I am」の1曲目に収録されていた極めて美しい曲です。この曲は元々「子鹿物語」という映画のテーマ曲として同名のサウンドトラックに収録されていましたが、ここではより洗練された絶妙のアレンジを聞くことができます。
5.MADNESS 「紅の豚」より
この曲は宮崎駿監督のアニメーション「紅の豚」の中でも使用されましたが、元々は久石氏のソロ・アルバム「My Lost City」に収録されていたものです。ピアノとオーケストラの対決といった雰囲気さえ感じさせる、緊張感に満ちた作品です。ここではその迫力ある演奏を見事に再現しています。
6.ANGEL 「HANA-BI」より
話題となった北野武監督の映画「HANA-BI」からの楽曲です。この曲のメロディーは映画のオープニングからエンディング直前までの全編にわたって使用され、映画を一度でも見た人にとっては決して忘れることのできない程、強烈な印象を残す音楽となりました。
7.HANA-BI 「HANA-BI」より
同じく「HANA-BI」からのテーマ曲です。この曲は映画のエンディング・テーマとして、本遍終了後のエンド・ロールとともに流れました。生のオーケストラによって演奏される情感タップリのメロディーがスクリーンの余韻を一層深め、人々を感動の渦に巻き込みました。
8.ASIAN DREAM SONG 「Piano Stories II」より
1998年3月に行われた長野パラリンピックのテーマ曲として作曲されたのがこの曲です。宮沢和史の歌う「旅立ち」や、ドリアン助川との「鮮やか」といったバージョンもありますが、ここではアルバム「Piano Stories II」に収録されたピアノとストリングスによるバージョンを収録しています。
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