CD-ROMには数多くのサウンドカード（SoundBlaster16/32、DB50XG、TDK MusicCard、他多数）に対応したKoanミュージックが、長時間に渡り収録されています。セレクトされたいくつかのトラックはオーディオとしても収録されています。
収録されたKOANピース
・CreativeLabs AWE32 SoundBlaster32（9曲）
・同 AWE32-SoundBlaster16/Win3.1（9曲）
・同 AWE32-SoundBlaster16/Win95（9曲）
・Yamaha DB50XG [XG]（9曲）
・Roland SCC1とそのコンパチブル [GS]（9曲）
・IBM MWave（9曲）
・Yamaha Soft Synthesizer SGM-MM（9曲）
・Gravis Ultrasound（9曲）
・Orchid NuSound（9曲）
・TDK MusicCard（9曲）
オーディオCDとして13曲をおよそ60分にわたって収録 Koanピース・プレイヤー「Koan Web Platinum」が付属。Koan Web Platinumを使えばFLOATのKoanピースはもちろん、www上に無数に散らばるKoanピースが全て聴けます。またMIDIファイルも再生可能。 音楽に反応するスクリーンセーバーを装備。 グラフィカルなレベル・メーターを装備。また各曲毎のコメント表示ウィンドウで作曲者自身による解説を見ることができます。 アルバムの連続演奏、ランダム演奏機能。およびアルバムの編集機能。 NetscapeおよびInternet Explorer用のKoanプラグイン、Live Connect、ActiveXコントロールなどを収録。 Koanピース作成ツール「Koan X Silver」を収録しています。これだけでwwwなどで使用可能なオリジナルKoanピースの作成が行えます。 Koanピース作成ツール「Koan Pro」の体験版を収録しています。「あたかもライヴで繰り広げられる即興演奏のように、これらのKoanピースは無限の演奏を繰り広げます。それは音楽のルールに基づいたもので、それぞれの曲がライヴの要素を自分自身の中に組み込まれているのです。
こうした形態の音楽は"ジェネレーティブ・ミュージック"という名称で呼ばれているもので、アーティストが定義した音楽のルールを元に、コンピューターが解釈し演奏するものです。
この作品を作るにあたって私は非常に多くの方法を取り入れました。ダイスやコインを用いてルールを決定したり、中国製の戦術カードを用いたり、盲目の知人に方眼紙を塗りつぶしてもらったりもしました。
私のとった関連性のない偶然性による方法というのは、必ずしも的確なジェネレーティブ・コンポジションの方法であるとはいえないかも知れませんが、モチーフやリズム、アレンジなどにおける従来の慣習を打破するものではあるといえます。"これは良い音楽か？"という問題は別にしても...。
通常作曲家にとっては作曲したものがすなわち演奏されるものだという現実がありますが、ジェネレーティブ・ミュージックの作曲者はその最終的な姿には関与出来ない分、型にはまらず常に進化しつづけるような音楽生成のシステムをデザインしなければならないのです。」
Tim Didymus 1997
| 商品コード | 製品名 | 価格 | JANコード | Media |
| EYS092 | FLOAT | ￥6,090（本体価格\5,800） | T4517634-014236 | CD-Extra(WIN) |
動作環境Windows3.1またはWindows95/NT4、Pentium90MHz以上、3MB以上の空ハードディスクスペース、8MB以上のメモリ、CD-ROMドライブ、各種サウンドカード